poster制作・翻訳|観想研究センター
- erico tsumori
- 4月14日
- 読了時間: 2分
更新日:5月28日
科学と仏教が同居する森羅万象のあらはれに、経典の音をきく。
仏の響きをはこぶ文字と音の連なりは、然なる理を宿して万物を巡り続ける。
儚くも壮大な慈悲のふるまいが
ミクロとマクロを往来する絵筆によって描かれます。
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慶應大学 観想研究センター主催イベント「悟りを描く–– 般若心経を観る」のポスター等制作をさせていただきました。
岩崎常夫(1917-2002)が生物学者として探究した世界の真理は、その過程で人生を通して鍛錬を積んだ仏教観と融合し、のちに絵画の視覚世界に表わされるようになりました。科学の視点と、自らの心身をもって現象の観察を続けた岩崎にとって、葉先に落ちる雫の姿や、私たちの〈いのち〉の行方、惑星の終焉と誕生のプロセスに、視えない仏や「般若心経」を観るまなざしもまた、極めて現実的なものでした。
民族誌的アプローチから長年にわたり仏教研究を行ってきた、ハーバード大学・仏教学博士のポーラ・荒井氏のナビゲートにより、岩崎の絵画に触れる場が開かれます。
当日のポーラさんの言葉の翻訳もさせていただきました。ぜひ、お運びください。
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悟りを描く –– 般若心経を観る Painting Enlightenment - Healing Visions of the Heart Sutra
日時:2025年5月31日(土)10:30-12:30(open 10:00)
会場:慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階 G-Lab [map]
主催:KGRI観想研究センター
Date:May 31 sat. 10:30am-12:30pm(open 10:00)
Venue:Keio University Mita Campus East Research Building, 6F G-Lab [map]
Organizer:Centre for Contemplative Studies
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